生命が存在できる岩石惑星で初めて大気を観測 地球から40光年の「LHS 1140 b」
宇宙の謎を解き明かす研究が、また一つ大きな成果をあげました。天文学者たちが、別の恒星の周りを回る岩石惑星「LHS 1140 b」で、初めて大気の存在を確認したのです。
この惑星は地球から約40光年離れた位置にあり、その恒星を周回する「ハビタブルゾーン」(生命が存在できる可能性のある領域)内に位置しています。これまで、このような条件を満たす岩石惑星で大気が観測された例はありませんでした。
大気が存在するということは、惑星の表面が、ガスに守られている状態にあるという意味です。これは、液体の水が存在する可能性を高め、生命が存在できる環境へと近づく重要な要素となります。研究チームは、今後さらに詳しい観測を通じて、この惑星の大気がどのような成分で構成されているのか、そして本当に生命が存在する可能性があるのかを調べていく方針です。
生命を宇宙に求める人類の歩みの中で、今回の発見は光の一筋のようなもの。遠く離れた星の世界で、生命の営みがあるかもしれないという希望が、少しずつ形になりつつあります。