アメリカ・アリゾナ州で7月21日に実施された初夏の選挙では、トランプ前大統領の支持を受ける共和党の州知事候補が党の指名を勝ち取った。同州は大統領選挙の行方を左右する激戦州として知られており、この結果は今秋の本選挙に向けた力学が大きく変わることを示唆している。 アンディ・ビッグス下院議員は共和党の州知事予選でトランプの支持を集め、指名獲得へと進んだ。この勝利は、州内共和党の方針決定において、現職大統領の影響力がいかに強いかを浮き彫りにしている。同時にこの選挙戦では、民主党側もアリゾナの共和党議席を奪取するために共和党議席を持つ下院議席に対抗馬を送り込むべく、候補者選びを進めている。 アリゾナ州の政治動向は全米的な関心事となっている。州知事選を巡る争いは、秋の中間選挙に向けて主要政党がどのような戦略を取るのか、そして投票者たちがどのような価値観を優先させるのかが試される重要な舞台となるからだ。今秋に向けて予想される激しい選挙戦の中で、この州の投票者たちの判断がアメリカの政治を大きく左右する可能性も指摘されている。